少しでもミスをすると、ひどく落ち込んでしまう。「もっとうまくできたはず」「なぜこんなこともできないんだ」と、何度も自分を責めてしまう。完璧にできないと気が済まないのに、完璧にできたためしがない。そんな自分に疲れていませんか。
完璧主義は、高い基準を持つことそのものではありません。問題は、完璧にできなかったときに自分を激しく責めてしまうことです。「もっとできたはず」という思考が止まらず、できたことよりできなかったことばかりに目が向いてしまう。
完璧主義が生まれる背景には、多くの場合「完璧でないと認めてもらえない」という経験があります。子どもの頃、結果を出したときだけ褒められた、失敗すると強く叱られた、そういった経験が「完璧でなければ価値がない」という思い込みを作り出してしまうのです。
やめるための第一歩は、「80点でいい」という基準を意識的に設定することです。100点を目指すのではなく、「これで十分」と言える基準を自分で決める練習をしてみてください。最初は居心地が悪く感じるかもしれませんが、続けることで少しずつ「完璧でなくても大丈夫」という感覚が育ってきます。
完璧じゃない自分を、まず責めるのをやめることから始めてみてください。