会議の場で、心の中では「それは違うんじゃないか」と思っているのに、結局何も言えないまま終わってしまう。あとから「どうして言えなかったんだろう」と自分を責めてしまう。周りの人は堂々と意見を言っているのに、自分だけが置いていかれているような気持ちになることがあります。
言いたいことがあるのに言えない。そんな自分が情けなくて、どんどん自信を失っていく。そんな気持ちになったことはありませんか。
意見が言えなくなる背景にあるもの
職場で意見を言えないのは、決してあなたが臆病だからではありません。これまでの経験の中で、否定されたり、発言を遮られたり、冷たい反応をされたことがあると、無意識のうちに「言わない方が安全だ」と学習してしまうことがあります。また、完璧な意見でなければ言ってはいけないと思い込んでいたり、場の空気を乱すことへの恐れが強かったりすると、ますます声を出すハードルが高くなります。意見を言えないことで自分を責めてしまいがちですが、それはあなたが慎重で周囲に配慮できる人だからこそ、とも言えるのです。
少しずつ声を出していくためのヒント
1. 完璧な意見でなくていいと知る
意見は、正解を言うことではありません。疑問に思ったことや感じたことを口にするだけでも、十分に価値があります。「こういう視点もあるかもしれませんが」といった前置きをつけるだけでも、少し言いやすくなることがあります。
2. 小さな発言から始めてみる
いきなり会議で反対意見を言う必要はありません。まずは相槌や同意、質問といった小さな発言から始めてみるのも一つの方法です。「それは○○ということですか?」と確認するだけでも、あなたが場に参加している実感が少しずつ育っていきます。
3. 信頼できる人に事前に話してみる
会議の前に、信頼できる同僚や上司に「こんなふうに思っているんですが」と相談してみると、発言のハードルが下がることがあります。一人で抱えず、味方を見つけることも大切な一歩です。
意見を言えない自分に疲れてしまったとき、それは頑張りすぎているサインかもしれません。頑張りすぎているサイン、見逃していませんかでは、自分では気づきにくい心のサインについて触れています。
言えなくても、あなたは十分がんばっている
意見を言えないことで、自分を責める必要はありません。今日言えなかったことも、いつか言えるようになる日が来るかもしれない。そう信じて、少しずつ自分のペースで進んでいけたらそれでいいのです。もし誰かに話を聞いてほしいと思ったら、Kokoroはいつでもあなたの気持ちに寄り添います。