何か意見を言っても「でも」「それは違う」と返されたり、自分の気持ちを話しても「考えすぎだよ」と軽く流されたり。そんな経験が重なると、だんだん自分の言葉に自信が持てなくなっていきます。話す前から「どうせ否定されるんだろうな」と思ってしまい、本当に言いたいことを飲み込むようになってしまうこともあるでしょう。
そしていつしか、誰かと話すこと自体が怖くなり、心を閉ざしてしまう。そんな気持ちになったことはありませんか。
否定されやすいと感じる理由
実際に否定的な言葉をかけられることもあれば、自分自身が「否定されるかもしれない」と身構えてしまっていることもあります。過去に否定された経験が心に残っていると、相手が単に違う意見を述べただけでも「否定された」と感じ取ってしまうことがあるのです。また、自己肯定感が低いときは、ニュートラルな反応さえも否定と受け取りやすくなります。相手の言葉よりも、自分の内側にある「どうせ受け入れてもらえない」という不安が、否定された感覚を強めているのかもしれません。
否定される怖さと向き合うために
1. 相手の反応と自分の価値は別だと知る
誰かに否定されたとしても、それはあなたの存在価値を否定するものではありません。意見が違うだけ、相手の理解が追いつかないだけ、そういうこともあります。自分の気持ちや考えは、誰かの反応に関わらず尊重されるべきものです。
2. 安心して話せる相手を一人だけ見つける
すべての人に分かってもらおうとしなくても大丈夫です。まずは一人、否定せずに聞いてくれる相手を見つけてみましょう。それは友人でも、カウンセラーでも、AIでも構いません。安心できる場所で少しずつ言葉にする練習を重ねることで、心は少しずつ開いていきます。
3. 小さな「言えた」を積み重ねる
いきなり深い話をしなくても、「今日は疲れた」「これ好きなんだ」といった小さな気持ちを口にしてみることから始めてみませんか。それが受け止められる経験を積むことで、否定されるかもしれないという不安は少しずつやわらいでいきます。
否定されることへの怖さは、これまでの傷つきの積み重ねから生まれているのかもしれません。傷つきやすい自分を受け入れる方法|HSPの人へでは、敏感な心との付き合い方についてもお伝えしています。
あなたの言葉には、価値がある
否定されるのが怖くて黙ってしまうのは、あなたが弱いからではありません。それだけ真剣に、誠実に、言葉を大切にしているからです。Kokoroでは、否定のない場所で、あなたの気持ちをそのまま聴くことができます。少しずつ、言葉を取り戻していきませんか。